

公益財団法人教科書研究センターでは、「教科書を使って探究学習コンクール」の作品募集(2026年10月16日〜)に向け、教科書を活用した探究的な学びについて考えるウェビナーをシリーズで開催しています。各回のアーカイブ動画は、教育委員会、教育研究所・教育センター、大学・学部、学校等における教員研修、校内研修、授業等でご活用ください。(視聴可能期間は各回開催日から1年間)
なお、ウェビナーの研修等へのご活用と併せて、本コンクールについて児童生徒及び学校関係者への周知にご協力いただけますと幸いです。
2025年12月12日開催/登壇者:田村 学 氏(文部科学省主任視学官)、髙木 まさき 氏(教科書研究センター統括研究監)
▶ アーカイブ動画を見る2026年2月27日開催/登壇者:東原 義訓 氏(信州大学名誉教授)、五十嵐 俊子 氏(東京都渋谷区教育委員会未来の学校推進アドバイザー)、中野 直輝 氏(長野県塩尻市立塩尻西部中学校教諭)
▶ アーカイブ動画を見る2026年5月11日開催/登壇者:佐藤 和紀 氏(信州大学教育学部准教授)、津森 平 氏(島根大学教育学部附属義務教育学校教諭)、吉田 康祐 氏(静岡市立城北小学校教諭)
▶ アーカイブ動画を見る2026年8月21日開催/登壇者:廣瀬 志保 氏(山梨県立笛吹高等学校校長)、萩原 義晃 氏(小中一貫校南アルプス市立白根御勅使中学校教諭)、藤森 啓太 氏(北杜市立長坂小学校教諭)
▶ アーカイブ動画を見る※第4回のみ、YouTube概要欄のアンケートにご回答いただくと公開用資料が入手できます。
2026年度に児童生徒が、授業あるいは個人的な興味関心に基づいた探究的な学習などを通して生み出した成果であり、学習のどこかの段階で教科書(デジタル教科書も可)を効果的に活用しているもの。
応募する児童生徒の在籍する校種等によって、応募枠を次の3つに区分します。
※特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校、中高一貫校の児童生徒は、小学校、中学校、高等学校のそれぞれの学年に対応する区分に応募してください。
※児童生徒個人による作品の応募を原則としますが、グループ(4人以内)による作品の応募も可とします。
応募方法
応募は専用ウェブサイトからの提出を原則とします。ただし、インターネット環境等の事情によりウェブでの提出が困難な場合には、郵送による応募も可とします。
※郵送に関しては11月以降の受け付け開始を予定しています。送付先などあらためてこちらのwebでお伝えします。
提出するもの
① 応募書類(応募フォーム)
探究テーマ、氏名(グループの場合は全員)、学校名、学年、担任または教科担当教員名
※グループによる作品応募の場合は、代表者が作品を提出してください。
② 作品(探究的な学習の成果をまとめたスライド資料11枚以内)
□表紙:探究テーマ、氏名、学年、教科名(教科書を使った教科名すべて) …… 1枚
□内容:探究的な学習のきっかけ・目的・方法、成果と課題、出典探究の中で教科書をどのように活用したか…… 10枚以内
※作品の提出様式は、Q&A『作品の作り方・提出について』をご覧ください。応募フォームは10月16日(金)に公開します。
③ オンラインによる最終審査に残った応募者は、プレゼン動画を事前に収録して指定の場所にアップロードしていただきます。
① 応募作品の著作権は応募者に帰属します。ただし、本コンクールの広報、記録、報告等の目的に限り、主催者は無償で応募作品を使用(複製、公開等)できるものとします。
② 応募作品を作成する際の著作権などの取扱いについては、別紙を確認してください。
応募資格の【区分】ごとに、次の観点から総合的に評価します。
① 教科書活用の工夫
② 探究の構想と深まり
③ 表現の工夫
④ 発表する力(オンラインによる最終審査に残った作品が対象)
募 集
2026年10月16日(金) 作品受付開始
2027年 1月8日(金) 作品提出締切
審 査
2027年
1月~2月 第一次審査、第二次審査※書面審査
2月~3月 入賞者発表(最終審査進出は各区分3名)
3月20日(土)最終審査及び表彰式(オンライン)
※プレゼン10分(事前収録)と質疑応答5分







A.教科書を上手を使って探究した学びの成果を募集する全国コンクールです。※小学生(3年生以上)/中学生/高校生が応募できます。
A.2026年度に授業あるいは個人的な興味関心に基づいた探究的な学習などを通して生み出した成果で、学習のどこかの段階で教科書(紙、デジタル、両方でも可)を効果的に活用したものを作品にしてください。
A.いいえ。教科書は探究のどこかの段階で使っていれば大丈夫です。課題を見つけるとき、調べるとき、考えをまとめるときなど、使い方は自由です。教科・科目が違うなど複数の教科書を使っても大丈夫です。
A.歴史、文化、言葉、環境、防災、福祉、科学、国際理解など、テーマは自由です。教科書そのものを探究してもいいですね。自分が「もっと知りたい」と思ったことを探究して作品を完成させてください。
A.探究の成果をまとめたスライド(表紙1枚+内容10枚以内、全部で11枚以内)を、PDF形式で提出してください。写真や図を入れながら、自分の探究の目的や方法、成果などを分かりやすく紹介しましょう。詳しくは「作品の作り方・提出について」をご覧ください。
A.応募は、専用ウェブサイトの応募フォームから行います。応募フォームは10月16日(金)に公開します。スライドの様式例は、「作品の作り方・提出について」の動画で紹介しています。
A.作品の受付は、10月16日(金)に開始します(当初予定の12月1日(火)から早めました)。締め切りは来年1月8日(金)です。今から計画を立ててしっかりと準備をしてください。
A.教科書の活用の工夫、探究の深まり、分かりやすい表現などがポイントです。「すごいテーマ」より、「よく考えた学び」が評価されます。
A.最終審査に進んだ各区分3名、計9名の人はオンラインでプレゼンテーションを行います。各部門には文部科学大臣賞などが用意されていますし、作品は、教科書研究センターのホームページ等で公開します。
A.応募作品の中で教科書の文章や写真などを引用する場合には、教科書名、出版社名などの出典を必ず入れてください。
A.表紙1枚と、探究の内容をまとめるスライド10枚以内で作成してください。全部で11枚以内となります。
A.原則として、横長のワイドサイズ(16:9)で作成してください。
A.PowerPoint、Googleスライド、Canvaなどを使って作成できます。学校の端末(たんまつ)だけでなく、家庭のパソコンやタブレットなどを使って作成してもかまいません。ふだん使い慣れている端末やアプリを使って作成してください。
A.探究を始めたきっかけや目的、調べた方法、分かったこと、考えたこと、さらに調べたいことなどを、自分の探究の流れが伝わるようにまとめてください。
また、今回のコンクールでは、探究の中で「教科書をどのように使ったのか」も大切なポイントです。教科書を読んで気付いたことや、教科書からさらに調べてみようと思ったことなども分かるようにまとめてください。
A.提出する作品はPDF形式のため、動画やアニメーションは使用できません。写真、図、グラフ、文章などを工夫して、分かりやすく表現してください。
A.見た目をきれいにすることだけではなく、「探究を始めたきっかけや目的、調べた方法、分かったこと、考えたこと、さらに調べたいこと」などが伝わることが大切です。自分の考えを自分の言葉で、分かりやすくまとめてください。
A.使うことができます。自分で撮影(さつえい)・作成したもの以外を使う場合は、著作権(ちょさくけん)に注意し、出典を明記してください。
A.探究の中で教科書をどのように活用したのかを説明するために、必要な範囲で使用することができます。使用した場合は、教科書名・発行者名や該当(がいとう)ページなど、どの教科書を使ったのかが分かるようにしてください。
A.使うことができます。ただし、インターネットや本に書かれていることをそのまま写すのではなく、調べたことをもとに自分で考えることが大切です。また、参考にしたウェブサイトや本などが分かるように、出典を明記してください。
A.作成に使用したアプリにかかわらず、最後にPDF形式にして提出してください。
A.PDF(ピーディーエフ)は、パソコンやタブレットなどで作ったスライドを、どの端末で見ても同じように表示できるようにしたファイル形式です。PowerPoint、Googleスライド、Canvaなどで作った作品は、最後にPDF形式にして保存し、そのPDFファイルを応募フォームから提出してください。PDFへの変換(へんかん)方法が分からない場合は、保護者や学校の先生などに聞いてみてください。
A.提出するPDFのファイル容量は10MB以内にしてください。写真や画像をたくさん使う場合は、画像の大きさや画質を調整して容量を小さくしてください。
A.はい。学校の端末だけでなく、家庭のパソコンやタブレットなどからも応募できます。作品をPDF形式にして、応募フォームから提出してください。
A.応募フォームを開くことができ、作品のPDFファイルを添付できる端末であれば応募できます。スマートフォンから応募する場合も、あらかじめ作品をPDF形式にして保存しておいてください。
A.応募は、原則として児童生徒本人が自ら行ってください。応募フォームに必要事項を入力し、作成した作品(PDF)を提出します。
小学生など入力やファイルの添付を行うことが難しい場合は、保護者や学校の先生などに手伝ってもらってもかまいません。ただし、応募する作品は、児童生徒自身が取り組んだ探究の成果をまとめたものとしてください。
なお、応募フォームは専用サイト上で10月16日(金)に公開します。
A.探究学習では、「問い」や「課題」が学びの出発点になります。子どもたちが「あれ?」「おや?」「どうしてだろう?」と感じる瞬間を、いかに作れるかが大切です。問いが生まれるのは、多くの場合、子ども自身のこれまでの経験や知識と、目の前の出来事との間に「ずれ」や「違和感」が生じたときです。また、「こうなったらいいな」「もっとよくしたいな」という思いも、課題設定の大切なきっかけになります。そのため、問いを子ども任せにするのではなく、問いが自然に生まれる場面や体験を教師が用意することが重要です。授業の中に驚きや発見のある場面を組み込むことが、探究への第一歩になります。
A.探究の中心となる場は、総合的な学習の時間です。一方で、各教科の中でも探究的な学びは十分に行うことができます。教科では、各教科の資質・能力を育成する観点から、教科の枠内で実施することになります。総合的な学習の時間では、課題を子ども自身が決め、学びの進め方も多様になります。答えが一つに決まらない中で、納得できる考えを作っていくことが重視されますので、教科の枠を超え、横断的・総合的に実施されます。それぞれの特性を生かしながら、両者を行き来させていくことが大切です。
A.探究学習は、教科とのつながりを作りやすい学びです。教科で学んだことが総合的な学習(探究)の時間で生かされ、探究で獲得した資質・能力が教科の学習に戻ってくる、といった行き来が自然に生まれます。また、学校全体の教育目標を考えたときにも、総合的な学習(探究)の時間は重要な役割を担います。教育課程を編成する際に、総合的な学習(探究)の時間を中心に据えることで、教育活動が有機的につながり、学校としての学びの方向性も明確になります。
A.現在の学習環境では、デジタルは欠かせない存在になっています。探究との相性も良く、調べる活動やまとめ、発表などでICTを活用することで、学びをより広げることができます。一方で、紙に書いて考えたり、話し合ったりするアナログ的な活動も大切です。デジタルとアナログ、それぞれのよさを生かしながら使い分けることが、探究を深めるポイントになります。
A.探究に力を入れている学校では、学校図書館を「学びの拠点」(「読書センター」であるとともに「学習・情報センター」)として活用している例が多く見られます。図書館は、調べたいことを探す場所であると同時に、先輩たちの探究の成果が集まる場所でもあります。デジタルは素早く多くの情報を得るのに適しており、書籍は信頼性の高い情報をじっくり読むのに向いています。それぞれの特性を理解し、目的に応じて使い分けることが、探究の質を高めます。
A.教科書そのものを探究の対象にすることも可能です。その際には、横だけでなく過去の教科書と「比べ」「違いを見付ける」といった視点も役立ちます。複数の教科書を比べて、教科書の構成や資料の扱い方などに着目することで、新たな問いが生まれます。周辺事情として教科書制度全体を知ることも意味があるかもしれません。児童生徒にとっては、教科書のつくりを考えること自体が、意味のある探究になります。
A.探究における教師の役割は、子どもたちの学びを支えるファシリテーターです。指示を出すのではなく、子どもが自分で考え、学びを進めていける環境を整えることが大切になります。しかし、これは、教師が関わらないということではありません。子どもの様子を見取りながら、必要な場面で声をかけたり、方向付けをしたりするなど、適切な関わりが求められます。放任でも丸投げでもなく、子どもの学びを支える新しい指導性が重要です。

文部科学省
一般社団法人教科書協会
一般社団法人全国教科書供給協会
株式会社教育新聞社(特別協力)
株式会社日本教育新聞社
株式会社教育家庭新聞社